2010年11月09日

ナイハンチ・ハイ

土曜の稽古のとき、脛を擦りむいている人がいたので、「どうしたの?」と聞くと、

「ナイハンチの運足を1000回やったら交差立ちのときに摺れたんです」ということだった。

へぇー、交差立ちで脛が擦りむけるんだ・・・・・

頑張っているなぁ・・・・・・

1000本突きや1000本蹴りはやったことがあるが、運足1000回はやったことがない・・・・・

自分もやってみよう・・・・・・かなぁ。


で、やってみた・・・・・・・

ナイハンチの運足を横に2歩、そして反対方向に2歩を繰り返す。

注意することは、足が交差したときに前に出て行かないようにすること、上下しないこと、ゆっくりやること。

だいたい、1歩に4秒くらいかける・・・・・

300回を過ぎるころに、左右の重心移動に違いがあることに気がつく・・・ちょっと修正。

500回くらいで止めようかと思ったが、それを過ぎるとランニング・ハイのようになってきた。

700回を過ぎるあたりから、脛がひりひりする・・・・・

800回くらい・・・・・・・・・最初の300回とは随分違う感じだ・・・・・

1000回終わった。

時間にして1時間半くらい。

脛から擦り切れて血が出ていない・・・・・(変な感想だなぁw)

スポーツウェアでやったからかなぁ・・・・・・・・・

と思っていたら、

シャワーを浴びようと服を脱いでよく見たら、両足とも交差で摺れたところの脛毛が無くなっていた。

シャワーを浴びると、ヒリヒリする・・・・

変な稽古でした。
posted by 桧垣源之助 at 19:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍛錬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月07日

地力の養成

一昨日は、沖縄の先生の講習会に参加させていただいた。

テーマは、「地力と型」。

今回は、できるだけ色々な人と稽古することを心がけました。


・手を合わせて横へ崩す
単純な動作であるが、崩そうと思うと力まかせになってしまう。
四苦八苦していると、先生がきて細かく説明してもらい、さらに補助してもらうと、相手が「すっ」と崩れた。
脇の締めと崩す方向が微妙だが、できたときの感覚は残ったので、この感覚を頼りに自分で稽古してみようと思う。
この感覚を得ただけでも、来た甲斐があった。

・手を掴ませて、投げる。
崩す動作は受け、そのまま踏み込んで投げるまで。

・突きに対して、下段受けで崩す。
これはなんとなくできた。
久保田先生も似たようなことをしていたのを思い出す。

・棒での押し合い
一気に汗が噴きでる。

・掌底で相手を動かす。

・ナイハンチ

時間が経つのが早い。

空手の講習会で突き蹴りを行わないで、基礎鍛錬を徹底して行うところは無いでしょうね。

最後は皆で記念撮影。

・懇親会
新たに知り合った人も多く、楽しく歓談させていただいた。
話の内容もマニアックだ。

2次会に拉致されそうになったが、次の日のこともあるので帰ってきた。

とても勉強にになる講習会でした。

ありがとうございました。
posted by 桧垣源之助 at 12:31| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍛錬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月26日

Nメソッド・チーシー

h-chishi-1.JPG

JKFANに掲載されている永田先生のチーシーの振り方のことです。

Nメソッドでは、テニスのラケットをスイングするように振ります。

これを行うには、チーシーを振ったときに、手からすっぽ抜けるのを防ぐためのグリップエンドが必要と書いてありました。

雑誌の写真は、数年前に見せてもらったあの錆だらけの鉄製のチーシーで、グリップエンドにノブがついています。

記事に「永田先生自身も上手く振れない。新城先生は普段の鍛錬のせいで上手く振ることができた」とあるように、上級者向けの振り方です。

これと似た振り方を久場先生に習いましたが、気をつけないと手首を傷めそうでした。

軽めのチーシーを使うか、ある程度慣れてから行うものだと感じました。

私の考案したチーシーなら、グリップエンドのノブはついているし、重量が可変なので、Nメソッドに向いていると思います。

http://max-training-lab.com/?pid=6105619
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2009年10月09日

空手鍛錬法 サーシーの使い方

sashi-t2.jpg

サーシーの使い方のマニュアルを作りました。

目 次
・サーシーとは
・サーシーの効果
・使ってもらいたい人
・サーシートレーニングのメリット
・練習に際して
・サーシーの使い方 22種類

商品形態:PDFファイル 
ページ:29ページ 
写真:多数  
印刷:可

空手鍛錬法 サーシーの使い方
posted by 桧垣源之助 at 18:28| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍛錬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月11日

空手鍛錬法 サーシーの作り方

空手鍛錬法 サーシーの作り方

サーシーとは、空手の伝統的な鍛錬具であり、両手に持って前腕を中心に鍛える道具です。
ダンベルとの違いは、チーシーと同様に重心の位置が手の外側にあることです。

現在では入手が困難となっているので、簡単に自作する方法を公開しました。

目次
・サーシーとは
・サーシー鍛錬の効果
・サーシーの類似品
・ケトルベルとの違い
・サーシーを自作するための材料と道具
・サーシー寸法図 4.0kg
・型枠寸法図 4.0kg
・サーシーの自作
・うまく作るコツ
・使用上の注意

商品形態 DPFファイル:ページ数 17ページ:印刷 可
posted by 桧垣源之助 at 16:28| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍛錬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月01日

自作サーシー

DSC00188.JPG

サーシー(錠石)の代わりに、4kgのケトルベルを使っていましたが、サーシーとして使うと、グリップがちょっと細いのが気になっていました。

ケトルベルのトレーニングは、上下の動きが主なのに対して、サーシーは水平方向の動きが入るので、似てはいますが使い方に違いがあるようです。

鉄製のサーシーなら作れるかと思ったので、図面を書いてもらい業者に発注したら、丁度北京オリンピックの前の年で、鉄の値段が4倍くらいに上がっていて、手が出ませんでした。


去年、久場先生に5kgサーシーを頂きましtが、私にはちょっと重たかったのと、先生から改良点を教えられていたので、セメントで自作できるように、知り合いに4kgで図面を書いてもらいました。

2日かかって、自作しました。 (夏休みの工作か・・・・・・・・・・)

重さ的には丁度よく、扱いやすくなりました。

いくつか気になる点があるので、もう少し改良する予定です。

posted by 桧垣源之助 at 14:12| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍛錬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月07日

サーシー

F1000128.JPG

昨日、沖縄の久場先生からサーシーを頂いた。

これ欲しかったんで。

片方5Kg・・・・・・・・・・両方で10kg

東京へ出張がてら、沖縄からスーツケースに入れて持ってきてくれました。

使い方も教わりましたが、久場先生の使い方は、

一般に知られているものとちょっと違いました。

効きます・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今まではケトルベルで代用していましたが、頂いたサーシーはグリップが太いのでいいかも。

改造ポイントも教えていただきました。

さっそく、夕方の練習に持っていって、皆でやってみました。

いいぞ、これ!
posted by 桧垣源之助 at 16:47| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 鍛錬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月02日

一本歯の下駄




どんなスポーツでもバランス感覚は大事なので、履物を工夫するのも一つの手だろう。

昔の山伏などが履いていたといわれる一本歯の下駄がある。

普通の道なら問題なさそうだが、これで山道を駆け上がっていたのだろうか・・・・・

現代版はMTBのようなサンダルや靴もある。
ちょっと高いけど、いいかも。
posted by 桧垣源之助 at 16:15| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍛錬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月23日

コシティ

IMGP2280.JPG

コシティ(5kg)を手に入れました。

中東で使われている鍛錬用具です。

基本的には、チーシーと同様の目的を持つもの思っていいでしょう。

コシティという名称は日本だけの誤訳で、コシティの意味はレスリングということで、本来の名称はミラとかミルと言うらしいです。

やはり5kgはでかい!

今まで、チーシーは2.5kgくらいを振っていましたので、倍の重さですが、グリップの太さとか形状がバランスいいのか、意外と振りやすいです。

しばらく、楽しめそうです。
posted by 桧垣源之助 at 10:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍛錬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月12日

チーシー鍛錬法

h-chishi-1.JPG

伝統的な空手の鍛錬具であるチーシーを使いやすくしました。


チーシーとは、漢字で「槌石」と書き、空手の代表的な鍛錬です。
 腕の筋肉をつけるためでなく、関節の可動域を広げ、バランスを維持するために体幹の筋肉も鍛えることができます。
 また、同様の鍛錬法は、中東から東アジアまで広く見られ、レスリングやボクシングのトレーニングでも見ることができます。
 従って、空手だけではなく、格闘技全般に有効な鍛錬法です。

チーシーによる効果
 1:全身連動による鍛錬であり、筋肉のみならず筋(腱)も鍛えられる。(プライオメトリック)
 2:不安定な器具で鍛錬することで、バランス保持力が養成される。(スタビライジング)
 3:重量で負荷をかけることで、肘が落ち、脇が締まる。(姿勢の矯正)
 4:突きの衝撃力を維持する手首、前腕、肩などを効果的に鍛えられる。(威力の養成)
 5:突きのみならず、取手(柔術技法)などの掴み技の鍛錬にもなる。(取手の基礎)
 6:武器を扱う基礎鍛錬になる。(武器法の鍛錬)
 7:道具の使用により練習に飽きが来ない。(トレーニングメニューの多様化)
 8:肩関節の可動範囲を広げるため、肩こりが軽減するでしょう。(健康維持)

桧垣式チーシーの薦め
 昔は石が使われていましたが、近年ではコンクリートで自作するのが一般的です。
 コンクリートで自作することはそれほど難しくはありませんが、自分に合った重量の設定やシャフトを中心にもってくるのは、以外に難しいものです。
 また、鍛錬してレベルが上がってくると、もっと重いものを作る必要がでてくることもありえます。
さらに、都会で庭などがない場合には、コンクリートを練って作ることも容易ではありません。
 その場合には、既製品を買うことも選択肢のひとつで、市販されているものでは、ハンドバーとかリストハンマーと呼ばれるものがあります。
 また、ダンベルの片方のプレートを取って、テニスのラケットなどのグリップテープを巻くだけでも作れます。
 しかし、実際に使ってみるといくつか不都合もあり、桧垣源之助先生が、新しいタイプのチーシーを考案しました。

桧垣式チーシーの特徴

1:重量可変
 ダンベルプレートを使いますので、0.5kg単位で重量を変えることができます。
 また、鉄の比重はコンクリートの約3倍以上あるので、全体的に小さくすることができました。

2:安全性
 シャフトエンドにノブをつけたので、仮に手が滑った場合でも安全性を高めました。
 また、シャフトの先端は一体成型されており、振ったときにプレートが飛び出すことはありません。

3:握り具合
 シャフトの材質は、ハンマーの柄に使われる白樫です。
 太さも棒術で使われるものとほぼ同じで、自然な握りです。
 シャフトの途中を握ったり、両手で使うことができます。

4:シャフトの長さ
 シャフトの長さは45cmと十分な長さがあり、軽いプレートでも十分に負荷をかけることができます。

5:スタンド
 シャフトの先端は平らになっており、地面に垂直に立たせることができます。

6:使用法PDF
 チーシーの使い方を説明したPDFファイルをメールで送ります。

スペック
 シャフトの長さ:45cm
 シャフトの太さ:28.5mm
 ウェイトの重さ:標準で1.25kgのプレートを2枚つけます。

MAXトレーニング・ラボで販売しております。

チーシー鍛錬法はこちらで販売しています。
posted by 桧垣源之助 at 12:44| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍛錬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月13日

立て掛け式 簡易マキワラの作り方

ここでは、ノコギリとドリルだけでできる、立て掛け式「簡易」マキワラの作り方を紹介します。
マキワラを作るときに最も難しいのが、マキワラ板をテーパーに削ることです。
カンナを用いて根気よくやればできますが、カンナを使うにはある程度の慣れが必要ですし、電動カンナを買うと高くつきますので、自作の好きな人に向いています。
安く簡単に作るには、カンナで削る方法ではなく、2枚の板を張り合わせる方法でカンナで削るのと同様の効果を出します。

今回自作するスペック
地上4尺5寸(135cm)、幅3寸(9cm)、厚さ1寸5分(4.5cm)

材料
マキワラ板:長さ180cm、厚さ1.5cm    1本
     :長さ 90cm 厚さ1.5cm    1本
背板   :長さ180cm、厚さ3.8cm    1本
穴あきステンレスプレート :2枚
ボルト(5mm×120mm):2本
ボルト(5mm×100mm):2本
ワッシャー     :8個
ニス、薄め液    :
刷毛        :1本
自転車のゴムチューブ:1本(自転車屋で古いものを貰う)
藁縄        :一玉(直径8mm)


工具
ノコギリ :1本
電気ドリル     :1個
木工用ドリルビット :1本
ドライバー     :
サンドペーパー   :少々
クランプ :2つ
カッター :1本

詳細はこちら→
posted by 桧垣源之助 at 18:04| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 鍛錬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月09日

販売されているマキワラ

ヒロタ
室内巻ワラスタンドA [ヒロタオリジナル] 15,000円
http://www.karategi-hirota.co.jp/

守礼堂
巻ワラ(椎の木) \6,510
コンクリート用マキワラセット(マキワラ板、ベース、カバー) \18,165
コンクリート用マキワラベース \8,400


ワラ   \2,625
マキワラ板   \6,825
マキワラカバー 皮製 \3,255
マキワラカバーフェルト製 \3,360
http://www.karatedo.co.jp/shureido/


イサミ

マキワラ棒 棒のみ
● サイズ180×11.5cm ● 重さ約310g
【材質】杉:価格 9,000円

マキワラカバー 
価格 2,000円
サイズ:縦26×横11cm ● 素材 :牛革・スポンジ
マキワラスタンド

http://www.isami.co.jp/index.asp

posted by 桧垣源之助 at 19:19| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍛錬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月31日

マキワラ部分

実際に拳が当たる部分に、クッション材として藁を巻いたことから、「巻き藁」と呼ばれるようになりました。昔は、藁がどこにでもある手頃なクッション材だったのでしょう。

藁(ワラ)
8分くらいの藁縄を縦に束ねたものに、別の藁縄で横にグルグル巻きにして形を整えます。
おおむね長さが1尺(30cm)くらいとされています。
それをマキワラ板に紐で括り付けます。
藁は、茎が中空となっているために、ほどよいクッションがあります。
また、表面がざらついているので、拳頭部分の皮膚も鍛えられます。
藁は、風雨にさらされると腐りますので、使わないときはビニール袋などのカバーをかけておくとよいでしょう。

IMGP1196.JPG


販売されているマキワラパット
巻き藁は腐りやすいため、最近では、中にフェルトなどを入れ、表面に皮や布やビニールを用いたパットが売られています。
耐久性があり、最近では一般的です。


発泡ラバー
ホームセンターに売っている発泡ラバーを板に、両面テープでつけます。
自作の場合、これが最も簡単で安く簡単に作れる方法でしょう。
そのままだと、紫外線に弱く、ボロボロになりますので、要らなくなったTシャツなどを切って巻いておくとよいでしょう。
この方法は、初心者にお勧めです。



発泡ラバー+マキワラ

発泡ラバーの上に藁縄を巻きます。
クッション性と適度な摩擦が保てるので、使いやすいと思います。



posted by 桧垣源之助 at 19:04| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍛錬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月12日

立てマキワラのタイプ

従来は、埋め込み式のマキワラだけでしたが、都会の住宅事情を反映して、近年になりいくつかのタイプのマキワラができてきました。

埋め込み式

マキワラは、従来このタイプが主流でした。
7尺(210cm)〜7尺5寸の長さの板の内、3分の1に相当する2尺(60cm)を地中に埋めて立てます。その際に、地中最下部と地中上部に横に丸太などを設置して、突いたときに前後に揺らぐのを防ぐようにします。
地中に埋める部分は、コールタールやペンキなどを塗り、腐食を防ぐようにします。塗料がない場合は、表面を火であぶって炭化させて埋めます。

このタイプのデメリットは、2つあります。
一つは、立てる場所の確保であり、これは自宅に庭があるのが前提ですので、現在の都会では現実的ではなくなっています。
もう一つは、地中に埋めるために、その部分の腐食を完全には防げないということです。
それでも、立てる場所があれば、このタイプはお勧めです。


コンクリート設置式
このタイプは、コンクリートの上に鉄製の台座を設置して、それにマキワラ板をボルトで設置するタイプです。
駐車場や勝手口など、コンクリートの場所に設置できます。
設置方法は、コンクリートドリルで大きめの穴を開け、そこにソケットを埋め込み、その上に台座を設置して、ボルトで固定するものです。
ボルトを捩じ込むと、ソケットが膨らみコンクリートに開けられた穴に密着して固定します。
コンクリート用のドリルの刃は、ホームセンターで売っています。
このタイプは、地中に埋める部分がないために、腐食することはありません。
ただし、屋外に設置するので、雨や日光で痛みますので、ニスなどを塗っておくと長持ちしてよいでしょう。


スタンド式タイプ
室内用に考えられたもので、1畳くらいの板の上に、台座をつけてマキワラ板を立てようにしたタイプです。コンクリート式を室内用にしたものと思えばよいでしょう。
都会の一般家庭では、その置く場所が問題となる可能性があります。多くの場合、道場や体育館などのように広いところで使われます。


立て掛け式
マキワラ板と背板の間に、楔形の板を挟み固定し、柱などに括り付けるタイプです。楔形の板を挟み、背板とマキワラ板の間を空けることによって、マキワラ板が前に角度をつけて立てることができます。

このタイプは、場所も取らず、ある程度持ち運びができますので、室内や公園などに持っていって使うことができるでしょう。

最も作りやすいタイプなので、自作も容易にできます。


壁掛け式

板の弾力ではなく、厚いスポンジや、バネを使って突きのショックを和らげる構造で、主に壁に掛けて使うもので、一般に「携帯マキワラ」とも呼ばれています。
壁が直接衝撃を受けるので、柱などでなければ、壁が抜けてしまうことがあるので、設置場所に注意が必要です。




posted by 桧垣源之助 at 18:55| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍛錬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月04日

マキワラを突く回数

何回突かなければいけないという決まりはありません。
個人の錬度によって、手の皮が剥けない範囲で、少しずつ増やしてください。一気に多くの回数をやるよりも、毎日少しずづでも続ける方が効果的です。一気に多く突くのは、よくありません。

糸洲十訓には、マキワラを突く回数について毎日200回と書いてあります。
ものの数分で終わるような回数ですが、365日毎日欠かさず突くとするとハードです。

実際に昔の人は、どれくらい突くのか記録をみると、喜屋武朝徳先生の高弟であった島袋太郎先生は、毎日4500回突いていたという記録があります。(空手道と琉球古武道)その島袋先生は、「マキワラを突かない空手は、役に立たない」と言い切っていたそうです。

4500回というと、どれくらいの練習量なのか考えてみると、1秒間に1回突くと仮定すると、4500回÷60秒=75分(1時間15分)ということになります。

現代の突き手の代表格のひとりといえば、尚武会の藤本貞治先生です。
先生のマキワラ突きの練習は、下記のようです。(尚武会HPより引用)
一日の鍛錬(約90分)マキワラ、サンドバック他
突き   右 500回 左 500回 
手刀打ち 右 500回 左 500回
背刀   右 200回 左 200回
背槌   右 200回 左 200回
貫手   右 200回 左 200回
蹴り   右 100回 左 100回
裏打ち  右 500回 左 500回
上記を合計すると4400回となり、島袋先生の回数とほぼ同数となります。
まだ、探せばいろいろな記録があるかもしれませんが、注目すべきは、「毎日行う」という点です。

1000本突き
マキワラ突きに十分に慣れてきたら、是非1000本突きに挑戦してみてください。
最初は、藁を直接突かないで、マキワラに古くなったTシャツなどを巻きつけて突いてみてください。拳を痛めないで済みます。
マキワラという道具を使うと、以外に簡単にできてしまうことに驚くでしょう。
空突きを1000本行うより、マキワラを1000本突く方が意外とやりやすいことに気がつくと思います。

その理由のひとつに、マキワラを突くときの音が挙げられると思います。
突くときの音を聞いていると、毎回違う音がします。
突くスピード、突く角度などの要素によって、毎回音が違います。
その音を聞きながら、上手くいったときと、上手くいかなかったときを聞き分けてください。
その音を聞きながら、マキワラを突くと飽きずに突くことができ、いつの間にか、その日のノルマが終っています。

これと似たようなことは、居合の練習にみられます。
居合刀を振ると「ビュッ」と音がしますので、上手くいったときといかなかったときでは、この音が違います。居合いは、この音を頼りに振り方を修正していくのです。

道場で行うその場基本突きは、平均すると30回〜100回くらいなので、週に2、3回の練習では、中々身につかないのが現実ではないでしょうか。




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2007年08月03日

マキワラの突き方

別に、難しく考えることは必要ありませんが、いくつかの注意事項を挙げておきます。

1:固いマキワラを突くと、突く前に力が入って、スピードが落ちる癖がつくことがありますので、柔らかすぎると思うくら
いの弾力のマキワラでちょうどいいでしょう。
拳を鍛えるには、硬いものを叩くのではなく、弾力のあるものを数多く突いて鍛えましょう。余裕があれば、用途別に複
数のマキワラを作ってもいいでしょう。

2:最初からガンガン飛ばして打たないで、最初は軽く突くようにしましょう。
できるだけ力を抜いて打ちますが、当たるときに拳を握るようにします。
正拳が当たる部分は関節ですので、少しずつ慣らして当てる感覚を養ってください。

3:マキワラに向かって立って、突く方の足と腰と腕の延長線上にマキワラを目標とします。

4:正拳が当たる位置は、拳ひとつ向こうを突くような感じです。そうすると、マキワラに正拳が当たってから、拳ひとつ
分マキワラを押し込むことになります。

5:肘を落として突くようにします。
マキワラに正拳が当たったときには、肘の向きは下に向いているようにします。
肘が横に向いていると、脇が空き、肩が上がりやすくなります。

6:当てたときに突き手は引かない方法と、直ぐに引く方法があります。
引かない方法は、突きを強くする効果があり、直ぐに引く方法は、突きを早くする効果が大きいと言われています。

7:利き手でない方を多く突くようにして心がけてください。

8:正拳以外に手刀、裏拳、背刀、腕刀(前腕部)も鍛えましょう。

9:最初は立ち方を固定して突きますが、慣れてくるにしがたい運足を付けて突いてみましょう。

10:もし、手の皮が剥けたら消毒をして、治るまで休んでください。
多くの場合、マキワラは屋外にあるので、傷口からばい菌が入らないように注意してください。



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2007年07月16日

マキワラの効用

マキワラの目的は、一撃で倒すだけの威力のある「突き」を作るのが目的です。
よく間違われるのは、「拳を鍛える」という言葉に惑わされて、「拳を固くする」と思ってしまうことです。「威力のある突き」と「拳を固くする」ことは違います。
続きを読む
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2007年07月15日

マキワラ 1

空手の魅力のひとつは、突き蹴りの威力ではないでしょうか。
その威力を生み出す空手の鍛錬具として有名なのが、マキワラです。

マキワラは、示現流剣術の立ち木打ちをヒントに作られたという話もありますが、記録に残っているのは、薩摩藩の名越左源太時敏(なごやさげんたときとし:文政2年1819年〜明治14年:1881年)が、嘉永2年(1849年)に「お由羅騒動」において連座して、嘉永3年(1850)大島に遠島の刑に処せられ、その間に(安政2年 (1855年)までの五年間)島の生活を見聞して絵や文に記録し,天文,地理,動植物,住民の年中行事,衣食住,言語,冠婚葬祭,産業,行政まで,詳細に藩政時代の奄美大島を記録し、『南島雑話』・『遠島録』として残されている。
その中にマキワラと砂箱の絵が書かれています。
Rs[` Scan100001.JPG

この頃には、すでに鍛錬具で手足を武器化する方法が行われていることがわかります。

口碑による言い伝えにも、マキワラについての記述があります。
明治41年に書かれた糸洲十訓にも、マキワラについて言及しています。

糸洲十訓の第4項の解説

原文
唐手は拳足を要目とするものなれば常に巻藁にて充分練習し肩を下げ肺を開き強く力を取り又足も強く踏み付け丹田に気を沈めて練習すべき最も度数も片手に一二百回程も衝くべき事

現代文
唐手は突き蹴りを主要とするものであるから、常に巻藁において充分に練習すること。 肩を下げ、肺を開き、強く力をとり、また足も強く踏みつけ、丹田に気を沈めて練習すること。練習回数も片方で百回から二百回は突くこと。

posted by 桧垣源之助 at 20:44| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍛錬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月27日

チーシー

空手の鍛錬具にチーシー(据石)というものがる。
石に1尺半のくらいの棒を差し込んだもので、もとは機織の糸巻きの台座のようなものであったらしい。
それを、棒の端をもって振り回して鍛錬具として使うものである。

WHSSS.jpg

同様の発想は、アジア地域の多く現存している。

プロレスラーが使って有名になったコシティもその一つである。
コシティとはレスリングの意味なので、誤訳らしいが、本来はギルというそうだ。

ボディビルの器具としてもレバレッジバーとして存在する。

私自身は、写真のものを使っている。
プレートの位置を変えられるもので、安くていいw

この器具の特徴は、重心が手元から離れていて、バランスが取りにくいということである。
従って、体全体でバランスをとりながら、動作をするので、スタビライザー機能が発達するということになる。

同じ鍛錬具であるサーシーも同様の目的をもっている。








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