2008年04月09日

基本は技か

多くの指導者は、「基本が大切だ」という。
これに異論を挟む人は少ないだろう。

しかし、空手の場合は少し意味が違っているのではないだろうか。
「空手の基本」と「他の武道の基本」とでは、その指しているものが違うのである。

柔道を例に挙げて、空手と比較してみよう。
「基本」と言う単語を、どのような意味で使っているのだろうか。

柔道の基本=打ち込み
空手の基本=その場の突き蹴り

このように使っている場合がほとんどだろう。

これを比べてみると、大きな違いに気がつくと思う。

すなわち、柔道はそのまま「技を基本」と言っているのに対して、空手は「基本が技」ではないのである。

どういうことかというと、柔道は二人で行う技(背負い投げなど)を基本としているに対して、空手は単独動作(突き蹴り)を基本と読んでいるのである。

柔道の技はそのまま乱取りに使えるが、空手の突き蹴りは、運足や間合いや当てる角度などを追加しないと相手に有効な「技」にならないのである。

従って、他の武道の観点からみると、空手のその場での突き蹴りは「所作」であって技ではないということになる。

では、空手の場合どのようなものを「技」とみなすだろうか。

間合いと当てる感覚や威力を加味した、マキワラ突きは基本と言えるだろう。

もう一つの見方は、分解が技といえるのだと思う。



にほんブログ村 格闘技ブログ 空手へ
タグ:基本 空手
posted by 桧垣源之助 at 14:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 上達論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/92788826
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック