2010年08月24日

葛藤

ものすごい葛藤の末、買ってしまった。

水道橋の東海堂へ空手衣の修理を頼みに行った帰り、神保町の高山書店に寄った。

隠されていた空手が4500円だったw

買う予定は無かった。

ふと手に取った本が「新陰流道業60周年回顧録」という転会の本である。

転会の稽古は、一度見学したことがある。

先生の打ちが強くて、嚢竹刀がへし折れていた。

なんの気なしにページをめくってみると、私の新陰流の師である鶴山先生及び先師である大坪指方先生、先々師である下條小三郎先生(合気道開祖の植芝盛平に新陰流を教えた人)について書いてあったので、つい読んでしまった。

価格は3300円。

買いたいが、お金を持ち合わせていない。

これを買ってしまったら、帰りに予定していた買い物ができない。

30分くらい悩んで・・・・・・・・・・・・・買ってしまった。

買い物は、半分になってしまった・・・・・・・・・

帰ってきて、一気に読んだ。

この本は柳生厳周先生、厳長先生を軸に、戦前、戦後において新陰流の中心的だった人物を書いた1部と、武道論の2部からなる。

1部は、裏話的な話が主と転会の発展史である。
2部は、著者の武道論である。

技術書ではない。

2部の現代剣道と古流剣術の比較における廻剣論は見事である。

『基本動作は大変重要であるが、技法上「技」とはいえない』という部分は、私が以前書いた内容を同じであった。

さらに、教習過程の整備と伝位の制定は、唸ってしまった。

やはり400年の歴史を感じざるを得ない。

これこそが、真の武道技術上達論だと思う。

最後に、鶴山先生の未発表の研究成果の一部が掲載されていた。

この出所には私の兄弟子が関わっていると思われ、思わす苦笑いをしてしまった。

久しぶりに会ってみようか・・・・・・・・・
posted by 桧垣源之助 at 00:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 上達論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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